近年、国際社会で活躍することを夢見て海外へ飛び出す留学生が増加しています。ただ、現在世界はかつてないパンデミック禍にあり、今後予想されるポストコロナの世界では、これまで以上に国境を越えて人々が交流し、新たな価値観を生み出す時代となることでしょう。本学はこのような時代を見据えて、次時代を担う人材を育成することを目的としています。
ところで、本学のある新城市は、美しい自然に恵まれ、大都市と比べて物価も安いため、落ち着いた教育環境の中で集中して留学生活を送ることができます。
毎日の授業では、日本語の4技能「聴く・話す・読む・書く」をバランスよく習得させ、総合的な日本語コミュニケーションを伸ばすために、少人数クラスで教師が学生一人ひとりのレベルに合った授業をわかるまで進めています。また、季節ごとに小遠足や料理教室、日本の伝統行事を体験するイベントも計画しており、楽しみながら自然に語学力が身につくカリキュラムのもと実践しています。
初めての日本で困ることも多いでしょうが、2年間の留学生活が充実したものとなるように、卒業後の進路サポートから日常生活のサポートまで教師一人ひとりが親身になって相談に乗ります。私たちは学生一人ひとりの可能性を引き出し最大限に活かすために、あらゆる支援と協力を惜しみません。ここでしか得られない、ここから始まる未来を見つめ、更なる進化の礎を築くことを望みます。
校長 加藤 正
1977年3月 愛知教育大学卒業
1977年4月 豊橋市立小学校教員に奉職
2010年4月 小学校教頭に就任
2015年7月 コウブンインターナショナル日本語教師に就任
2021年4月 コウブンインターナショナル校長に就任 現在に至る